食前に野菜を食べると何がいいの?知っているようで実は知らない!
少し前から野菜を食事の前に食べると体に良いと聞くようになった。
だが、実際に何が良いのかあまり知らずにとりあえず野菜を食べておけば良いだろうと食べておられる方も多いのではないだろうか?
では、実際に野菜を先に食べることは何が良いのか?
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食前に野菜を食べるメリット
まず、血糖値という言葉をよく聞くと思いますが、血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度のことです。
野菜を食べると血糖値の上昇を抑える事が出来ます。
血糖値の上昇を抑える事は、どんなメリットがあるかというと、単純に太りにくい体になります。
では、野菜を食べることで、なぜ血糖値の上昇を抑える事が出来るのか?
人間は食べ物を食べると、血糖値が上がります。すると、上がった血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが分泌されるのですが、その際に血中の糖分を脂肪に変えて体に貯め込むようにはたらきます。
インスリンが過剰に分泌されると血中の糖分を脂肪に変えて体に貯め込もうとしてしまい結果太りやすくなってしまいます。
つまり、糖質の塊である、主食のご飯やパンなど始めに食べてしまうと血糖値が急激に上がってしまい、インスリンが大量に分泌されてしまうのです。
そのため、食べ始めには糖質の少ない野菜を食べることで、血糖値の急激な上昇を抑え、インスリンの大量分泌を防ぐことで、結果として、太りにくい体が作られるというわけです。
野菜から食べる事で良いことの2つ目として、食べすぎを抑える事が出来るということです。
始めに、血糖値の上昇を抑える事で太りにくい体になるとお伝えしましたが、結局量を食べたしまったら太ります。
しかし、始めに野菜を食べることは、食べすぎを抑える事が出来るのです。
では、なぜ食べすぎを、抑える事が出来るかというと、野菜に含まれる食物繊維は、とても噛みごたえがあるため、少量でも満腹中枢が刺激されやすく、食べすぎを防いでくれるからです。
また、食物繊維には、糖の吸収をおだやかにして、余分な糖質や脂質の吸収を抑えて排出してくれる働きもあります。
何を食べれば良いのか?
では、実際にどのようなものから食べれば良いか?
基本的には、食物繊維の多いものである、野菜、海藻類、きのこ類、こんにゃくです。
逆に血糖値が上がってしまうものとしては、ごはん、パンなどの主食、お菓子類、ソフトドリンクなどの砂糖が大量入った食べ物などがあげられます。
また、食べるのが早い人や、朝食などを抜いて食べない間隔が長い人も血糖値が上がりやすくなってしまいます。
最後に
食事制限などで、ダイエットされている方などいると思いますが、まず食べ方が正しく食べれているのかを見直すキッカケになればと思います。参考にしてみてはいかがでしょうか。